短歌と日記

一日一短歌

短歌

二十五回目の死

他人の会話から「あの人、死んでくれて良かった」が聞こえてきた。死んでくれて良かった人はもういないはず、だけどどんな人だったか気になる。きっとその人にとってはとても悪い人で嫌いだったはず。嫌いな人と同じくらい、それ以上に、好きな人の死をたく…

壊したくなるシンドローム

綺麗なものや可愛いものを見ると、綺麗とか可愛いさを通り越して全部壊したくなる衝動に何かの名前がついているのか。はじめから壊れているものを見るとどこか安心した気持ちになる。 淀みなくすんと佇む雪原に石投げつけて悲しんでいる

春の景色

久々の大阪。久々だと街の風景が微妙に変わってる。その街にいる人たちも昔とは違っているはず。住みたいと思った街がない、住みたい街に住んでいる人は幸せだと思う。東京は家賃が高くて住みたい街と言うより住める街になる。この春も何も変われなかった。 …

希望の成分

ゴールデンウイークは、はじめて独り暮らしして、はじめて帰省した時のこと思い出す。独り暮らしの家へ戻る特急電車のデッキで必死に泣くのを我慢した。車窓の景色を見ながら徐々に気持ちを切り替えるのに必死で。希望の半分くらいは寂しいとか悲しいだと思…

星々に願いを

みずがめ座η流星群が6日未明にかけて極大化するそうで。願い事が溢れる夜になりそう。願い事を口に出すだけで効果があると聞く。自己暗示の一種なのか、引き寄せの類の話しなのか。わかり切っていても実践している人は少ないと思う。軽井沢に大きな自宅と別…

病は気から

医者が苦手。医者のひと言ひと言が心に重く残り、それだけで体調が悪くなった気がする。気がするようで本当に体調が悪い。目眩もするし、あちこち痛い。気がする。「病は気から」ことわざでも何でも無く、ただの事実だと思う。 日の光りにあぶり出された本心…

真っ白になる

そんなに汚れていないはずのに汚れが気になったりすると疲れやストレスを疑ってみる。そんな時は素直に洗濯をしてみる。それがストレス解消になる。だから洗濯できる良く晴れた日はそれだけでストレス解消になる。きっと、問題は汚れじゃ無かったりする。 い…

贅沢な時間

青く晴れた五月の散歩をできるだけ遠回りする贅沢。釣れない魚釣りほど贅沢な時間はない的なことを言っていた武田鉄矢を思い出しながら。 徒歩五分それでも君の瑠璃色の瞳に無限は姿を見せる

未知の世界へ

名前を知らない花が満開だ。知らないのに。じゃがりこにLサイズがあるのを買ってから初めて知って面食らった。でも食べた。歯茎が少し痛い。 発つ君と戻る私を仕分けてる中央分離帯の花々

西友を中心に回る

西友のレジの人、地元のおじちゃんおばちゃんみたいな人ばかりで落ち着く。レジ打つスピードは遅いけど。西友でありながら昔からあるお店みたい。そして安い。だから生活のほとんどが西友でできている。 ガリレオが回し始めた星にいます 目まいしそうな土曜…

時間の顔色

時計を見ない日は一日もない、時計に囲まれている。時間を知る為に時計を見ている時も時間は進んでいる。気にしているのは時間よりも時計みたい。 もう少し時計を減らせばもう少し長くいられる気がする駅舎

月の煮っころがし

ずっと変わらないでいること、変わりつづけること、どちらがいいか考えているうちに時間だけが過ぎる。サラダバーのブロッコリーはどこの店も硬すぎる。 煮え切らぬ真昼の月の芯に刺す菜箸だけが丸みを帯びて

ありふれた奇跡

行きのバスで一緒だった親子と帰りのバスで一緒になる、どうせ起こす奇跡ならもっと素敵なことに使って欲しかった。気づいていない奇跡は案外たくさんあるのかも。出会いも別れも奇跡みたいなものか。またamazonで衝動買いをしてしまった。 駅前で落ち合うは…

あんことバター

菓子パンがやめられない。美味しければ美味しいほど身体に悪いなんてよくできている。今日は頭がずっと痛い。 名前よりカロリー数で選んでる あんことバターのあなたはあんこ

まちがいさがし

結婚式の招待状の返信ハガキを書いた。あれ?どう返信するのが正解だっけ?また忘れている。二重線引いたり、軽いメッセージを添えたり、あのマナーだ。インターネットで調べてすぐに解決した。便利な時代。だからいつまでたっても覚えない。 二重線引いて訂…

春のプロセス

セブンイレブンでパンを買って散歩をしていたら花が綺麗で驚いた。ちょっと前までは目にも留まらなかった場所に鮮やかでカラフルな一群。その季節になるとちゃんと咲いて、来年の為にちゃんと散る。セブンイレブンのパンはどんどん美味しくなってどんどん小…

アダムスキー型スカート

今日は地球の日(アースデイ)。そしてよい夫婦の日。テーマが壮大過ぎてくらくらする。公募ガイドの短歌特集を読もう。 浮かれたり引かれたりしてちょうどいいアダムスキーのスカート揺れて

慣れない甘さ

たまにしか乗らない満員電車に乗ると、人と人との近さに驚く。パーソナルスペースなんて崩壊している空間。慣れたらどうってことないのにな。慣れはすごい機能だ。缶コーヒーの甘さには慣れない。 羽のないレジ袋でさえ空を飛ぶ甘いコーヒー顎にこぼれる

来世までの我慢

なにかの花粉で目が猛烈にかゆい。寝ている時にふと目が覚めた時のかゆみがいちばん嫌だ。18歳から発症したこの花粉症がずーっと続くのだろうか。たんぽぽが綺麗な季節になった。 たんぽぽが風の在り処を告げる春 私の今は誰の前世