短歌と日記

一日一短歌

エセ人見知り

道端アンジェリカが自分のこと人見知りって言ってたけど、そんなわけないだろ。会ったことないけど。たんなる恥ずかしがり屋とか口下手とかを人見知りと一緒にされては困る。なんか最近、人見知りって言うことでコミュ障っぽさを出して、ハードル下げようとしている思惑で使われているっぽい。ほんとの人見知りは自己紹介の一発目に私人見知りなんで〜とか人見知りアピールせん。

 

人見知りって言う人の七割はそうではないと思っています

 

 

迷い猫

電柱に時々貼られている探し猫や鳥(インコ)の貼り紙。写真と特徴と飼い主の連絡先が書いてある。見つけられたらと思うけど見つけたことはない。見つかってくれたらいいのにと思う。きっととても大事にされた生きものたちなはずなのに、それでも知らない世界に憧れてしまうのは、猫や鳥の本能なのか。ひとりの自由はやっぱり幸せ。

 

虹色の猫のピアスがあの部屋でのら猫として余生を過ごす

 

 

雨の匂い

むかし好きだった人の誕生日はずっと覚えていて、その誕生日は命日みたいに思える。もちろん必ずどこかで元気に生きているはずだけど、現世ではもう二度と会うことはないから。長い人生のいっとき、同じ空気を吸っていた人がいなくなる。梅雨に生まれた夏が好きな人でした。誕生日くらいはしっかり思い出したい。

 

きみと見た雨の匂いは肺のなか呼吸するたび忘れてしまう

 

 

ベンチ争奪戦

噴水のまわりを囲むようにあるいくつものベンチ。日の当たるベンチには日焼けしたい人が座り、日陰になったベンチはお年寄りや女の人が座る。時間が経つにつれて影の位置も変わり人も移動する。立場も目的も違う人たちが同じベンチを争っている。

 

昨晩の余分な水気を飛ばすため朝日の当たるベンチに座る

 

 

靴ひもを結ぶ理由

必ずほどけることがわかっているのに靴から靴ひもがなくならないのは、靴ひもを結ぶ時間が人類には必要なのです。理由はわかりません。

 

いついらい朝を見たのは 靴ひもがほどけず今日を終えられたのは

 

 

ストリートビュー日和

旅した場所をGoogleストリートビューで再訪するのが面白い。あの時、苦労してでも歩いて良かった、そうでないと懐かしめない景色ばかり。もっと昔の景色が見たくなって、Googleストリートビューがここ数年のサービスだってことに驚く。戻れない景色は、ずっと大切な思い出のままでいられる。

 

テストしよう Googleマップがなくたって君と私がふたたび会えるか

 

 

 

 

カッチカチな脚

朝、ザブングルの加藤さんが歩いていた。ギャグの力は大きいなあと思う。やったもの勝ちで、受けたもの勝ちだ。駅前を歩く勝者に誰も気づかなかった。

 

右よりも僅かに細い脚に触れそれに気づいた人は三人